
腕時計を売ろうと考えたとき、多くの方が悩むのが
「オーバーホールしてから売った方がいいの?」
という点です。オーバーホールは決して安くないため、判断を間違えると損をしてしまうケースもあります。
本コラムでは、腕時計のオーバーホールとは何かから、売る前にやるべきかどうかの判断基準、そして買取市場での考え方をわかりやすく解説します。
⚙️ そもそもオーバーホールとは?
オーバーホールとは、腕時計を分解し、
- 内部部品の洗浄
- 摩耗部品の交換
- 注油・再組立
- 精度調整
などを行う、時計の定期メンテナンスのことです。
特に機械式腕時計では、3〜5年に一度のオーバーホールが推奨されることが一般的です。
💰 オーバーホールにかかる費用の目安
オーバーホール費用は、時計の種類やブランドによって大きく異なります。
👉 一般的な目安
- 国産機械式:3〜6万円前後
- スイス製高級時計:5〜10万円以上
- クロノグラフ・複雑機構:10万円超
この費用を考えると、「売る前にやるべきか」は慎重に判断する必要があります。
❌ 売る前にオーバーホールしなくていいケース
結論から言うと、多くの場合、売却前のオーバーホールは不要です。
👉 理由① 費用を回収できないことが多い
オーバーホールに数万円かけても、
- 買取価格が同額以上上がる
とは限りません。結果的に手元に残る金額が減ることもあります。
👉 理由② 買取業者は再整備を前提にしている
多くの買取店では、
- 動作確認
- 状態チェック
- 再販前提の整備
を行うため、オーバーホール済みでなくても問題ないケースがほとんどです。
⭕ オーバーホールしてから売った方がいいケース
一方で、次のような場合はオーバーホールがプラスに働くこともあります。
👉 例外的なケース
- 希少なヴィンテージ時計
- 付加価値として整備履歴が重要なモデル
- 個人売買・委託販売を予定している場合
特にコレクター向けモデルでは、
- 正規オーバーホール証明書
が評価されることもあります。
🔧 動いていない時計でも売れる?
「止まっているから価値がない」と思われがちですが、
👉 動かない腕時計でも買取可能なケースは多数あります。
特に、
- 高級ブランド
- 機械式時計
- 人気モデル
であれば、修理前提で査定されるため、そのままの状態で問題ありません。
🤔 売る前にやるべきことは何?
オーバーホールよりも、売却前におすすめなのは次のポイントです。
👉 査定前のチェックリスト
- 外箱・保証書・コマなどの付属品をそろえる
- 簡単に汚れを拭き取る
- 動作状況を正直に伝える
これだけでも、査定がスムーズになり、評価アップにつながることがあります。
📝 まとめ|オーバーホールは「売却前」より「売却後」に考える
腕時計を売る前に、
「オーバーホールをするかどうか」
で悩んだ場合、基本的な考え方はシンプルです。
👉 高額なオーバーホールは、売却前には不要なことが多い
まずは現状のままで査定を受け、必要であればその後に判断するのが賢い選択です。
バイリッチでは、オーバーホールの有無に関わらず、腕時計の価値を正しく評価しています。動いていない時計や、長年使っていない時計でも、ぜひお気軽にご相談ください。